一般書留の料金と出し方 補償が手厚く、配達記録の残る郵便オプションサービス
主な特徴
・記録が残り、WEB上で追跡ができる
・補償が付き、直接相手先に手で渡す
・補償金額も大きく、大事な郵便物を送るのに適している
料金
定形外郵便物の規格:長辺34cm×短辺25cm×厚さ3cm(以内)
一般書留(480円) | |||
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第一種郵便物 | 定形 | 50g以内 | 590円 |
定形外 | 50g以内 規格外 | 620円 740円 |
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100g以内 規格外 | 660円 770円 |
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150g以内 規格外 | 750円 870円 |
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250g以内 規格外 | 800円 930円 |
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500g以内 規格外 | 990円 1140円 |
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1kg以内 規格外 | 1230円 1400円 |
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2kg以内 | 1830円 | ||
4kg以内 | 2230円 | ||
通常はがき | 565円 |
※損害要償額10万円で設定した場合
料金の計算方法
一般書留のオプション料金は480円です。
手続きには【郵便料金】と上記の【一般書留料金】を加えた料金が必要です。
例)定形サイズ 重さ25g 一般書留を付ける場合
【定形郵便料金110円】+【一般書留料金480円】=590円也
初期設定の補償金額は上限10万円です。これを超えて5万円ごとに23円追加料金が掛かります。
⇒加算分を簡単に計算する方法
一般書留の特徴と手続き(送り方)
一般書留は補償や追跡サービスがあり、郵送物をより確実に送り届けてくれるサービスです。
授受の方法 |
記録の残り方 |
土日祝配達
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補償
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対面授受 | 引受→通過局→配達 | する | あり |
引受から配達までの送達過程がつぶさに残り、万一の補償金額も高めに設定されています。
一般書留の扱いにするかどうかは原則的に利用者の自由ですが、内容品によっては必ず一般書留にする必要があります。
■簡易書留との違い
簡易書留は一般書留をより簡単にしたサービスです。補償額の上限5万円になる分、料金が安くなります。
差し出し
発送の手続きは郵便窓口でおこないます(ポストに投函しないでください)。郵送物に追跡番号付きのバーコードが付されます。
手続きが終わると引受番号の付いた受領書を渡されるので、キチンと保管してください。その引受番号から追跡確認ができます。
私書箱宛や局留めで送ることもできます
●追跡:通過していく局の記録も残るので簡易書留より詳細に配達状況がチェックできます(引受から配達に至るまでの記録が残る)。
表示と付加できるオプション
郵送物へ一般書留である表示をするには【一般書留】でも構いませんが、単に【書留】だけでも結構です。※郵便窓口では『書留』といえば一般書留を指します
速達はもちろん、配達証明や本人限定受取等をオプションとして付けることができます。
※【内容証明・配達証明・本人限定受取・引受時刻証明・特別送達】は必ず一般書留の扱いにする必要があります(その際に一般書留の表示は省略可)
補償と貴重品
補償金額は10万円までです(初期設定)。それ以上の補償を付けたい場合は窓口で必ず申告してください。上限は500万円までです。
一般書留は上記にあるように補償金額が高めに設定できます。ということもあり他のサービスでは送ることがない貴重品を送ることができます。
■貴重品の定義
金やプラチナなどの貴金属やダイヤやルビーなどの宝石類を指します。もちろん、これらを用いた製品も対象です。
配達
あて先への配達は原則として対面授受、手渡しで配達されます。その受け渡しの時に受取人からサインか印鑑をもらいます。
→不在で受け取れなかった場合
配達は平日だけでなく、土曜日・日曜日・祝日もおこなわれます。ただ企業との間で祝休日は配達しない取り交わしがされている場合は配達されません。
配達日数・速度
通常郵便物は近場でも翌々日配達です。一般書留だと翌日配達なので、通常郵便物よりも速く届きます。
【同一県内に送る場合:月曜日午前に発送】
■通常郵便物→翌々日配達(水曜日着)
■一般書留→翌日配達(火曜日着)
合わせて読む
・書留の補償は実損とあるけど『実損』ってなに?書留の損害賠償の範囲と額はいくら?