速達の料金と出し方 手続きの仕方は?表示はどうすればいい?

郵便物を速く送り届けてもらえるサービスと言えば「速達」です。

普通郵便の配達日数の繰り下げと土曜日配達がなくなったため、急ぎでなくても利用する機会があるかもしれません。

 

料金

定形外郵便物の規格:長辺34cm×短辺25cm×厚さ3cm(以内)

速達料金
第一種郵便物
定形
50g以内350円
定形外50g以内
規格外
440円
560円
100g以内
規格外
480円
590円
150g以内
規格外
570円
690円
250g以内
規格外
620円
750円
500g以内
規格外
910円
1060円
1kg以内
規格外
1150円
1320円
2kg以内
2040円
4kg以内
2440円
通常はがき
385円

補足

●速達料金は重さによって異なります

250gまで 300円
1kgまで 400円
4kgまで 690円

ゆうメールの場合
【330円】

速達に書留類(簡易・一般)や特定記録を付けた時の【料金早見表はこちら


速達の特徴と手続き(送り方)


文字通り郵便物を速く送り届けるサービスです。

  • 他の郵便物よりも、優先的に配達にかかる処理がされる
  • 曜日関係なく配達(配達回数も多い)

通常郵便物は近場であっても翌々日の配達(配達日数の繰り下げ)、また土曜日配達も廃止になったため急ぎでなくても利用する可能性もあるかもしれません。

 

表示と差し出し


速達の手続きは簡単で、郵便物に「速達」の表示をするだけです。

表示の仕方は“―――――”赤線一本でOKです。

念を入れて“――速達――”間に速達の文字を入れてもいいです。

縦長の封筒であれば右上部、横長のあれば右部に表示をしてください。郵便番号記載欄の上に表示すれば分かりやすくていいと思います。

 

差出しは郵便窓口だけでなく郵便ポストへの投函も可能です。ただし、書留等の扱いにする場合は郵便窓口のみ

上記の表示さえあれば、他に必要な手続きはありません。もし表示する手段がなければ、窓口で「速達」で送る旨を伝えてスタンプを押してもらいましょう。

 

メモ帳

書留の表示と同じように見やすいところに【速達】と朱記でも問題ありません。ただし約款上では「朱線一本を速達の表示として施すこと」と規定されています。

このほうが判別が容易で区別しやすいようです。

 

料金の計算方法

手続きには【郵便料金】と上記の【速達料金】を加えた料金が必要です。

例)定形サイズ 重さ25g 速達を付ける場合
【定形郵便料金110円】+【速達料金300円】=410円也

郵便窓口では速達料金分の300円切手が販売されています。郵便物に300円切手だけ貼っても料金不足なのでご注意ください。

料金の不足と表示なし

  • 速達の料金が不足していた場合→速達扱いにならない※1
  • 速達料金分の切手が貼られていても表示がない場合→速達扱いにならない

※1、料金不足の場合、速達料相当額以上の郵便物は一応速達扱いで配達されます。ただ不足分は受取人が支払うことになる

 

配達

手渡しの場合もありますが郵便受けに入れることもあります。もちろん手渡しでなければならないサービスではないので、それに期待しないほうがいいでしょう(特に不在時)。

配達は平日はもちろん土日祝日もされます(一日の配達回数は速達以外のサービスよりも多い)。

私書箱宛や局留めで送ることもできます。

配達の目安(日数と時間帯)

速達を付けると、どれくらい速く送り届けられるのか大体の目安をみてみましょう。

■近場
通常郵便物・・・翌々日
速達郵便物・・・翌日午前

■遠方
通常郵便物・・・3日後
速達郵便物・・・翌日午後〜翌々日午前

通常郵便物よりも1~2日程度速く、大抵は翌日中に到着するようになっています。

遠方であっても航空機輸送される地域であれば速く届く場合もあります。午前or午後に差し出すかで半日から1日程度の差が出るので、なるべく午前中の便に差し出すといいでしょう。

配達時間帯の目安は
[8時頃〜12時頃][14時頃〜17時頃][17時頃〜19時頃※]

郵便物の量や配達ルート、再配達の関係もあって※21時頃まで配達をするケースもあります。




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外部リンク(日本郵便サイトリンク)

・送達日数はこちらから





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