ゆうメールってどんなサービス?郵便物よりも本・CDを安く送れる
本やブルーレイディスクなど普通郵便やレターパックに入れて送る方法もありますが、それらよりも安く送付できるゆうメールというサービスがあります。
主な特徴
・本などの冊子やCDなど安く送ることができる
・サービスレベルは普通郵便と同じ
・郵便受けまでの配達で、記録などは付かない
概要・利用条件
サイズ
ゆうメールで送ることが出来る最大サイズ・重さは以下の通り
- 長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内
- 重さ 1kgまで
内容品
『ゆうメール』という名称になる前は『冊子小包』と呼ばれていました。
名前の通り冊子状になっているモノ、たとえば書籍やカタログなどの印刷物が対象でしたが、いまではその対象が広がりCDやDVDなどもOKになっています。
- 書籍・雑誌類
- コイル巻きや金具で留められた綴り型のカレンダー
- 会報、各種マニュアル
- CDやBD等
対象外
印刷物が対象なので手書きの紙などは該当しませんが、逆に印刷物でも冊子になっていない一枚もののカレンダーは対象外です。
- ホッチキス留め書類
- 一枚もののポスター・カレンダー
- ルーズリーフやバインダーで留めたもの
- 手書きの紙
また郵便物とは違い、信書にあたる手紙は同封できません。
同封可能なもの
○付録
付録は、内容物よりも軽いもの。その際に内容物のタイトルと「付録」の文字を表示
○注文用の申込書用紙、返信に必要な事項を記載した用紙等
アンケート用紙、申込用紙等
○注文または返信用に受取人の住所・氏名等を記載した封筒やハガキ
○注文を促すための商品見本であって、「見本」、「試供品」または「サンプル」の文字を記載したもの
○上記のほか注文または返信を促すためのもの、その他これに類するもの
割引券、昼食券(コーヒー券)、、アンケート用紙等への記入用ボールペン等
運賃
重量 | ~150g | ~250g | ~500g | ~1kg |
料金 | 180円 | 215円 | 310円 | 360円 |
普通の定形外郵便より安く送れると謳っていますが、実際に安くなるのは重さが100グラムを超えてからです。
100グラムまでの料金で比較してみると
- 普通郵便:140円
- ゆうメール:180円
逆に40円高くなっちゃいます。
特殊取扱
ゆうメールにもオプションサービスとして速達や書留類を付けることができます。
ただ、速達と一般書留に関しては普通郵便の時とはその料金が異なるので注意してください※サービスの内容は同じ
◆速達料金:330円
◆一般書留料金:380円※10万円を超える5万円ごとに+23円
◇簡易書留料金:350円
発送⽅法
特に専用のあて名ラベルはありません。封筒・箱にそのまま、あて名を記入しましょう。
また表面の見えやすいところに『ゆうメール』の表示が必要です。
差し出しと中身の確認方法
郵便窓口に持ち込んでもいいですが、切手を貼り付けて郵便ポストに直接投函もできます(もちろん書留を利用する場合は窓口で手続をします)。
ゆうメールは手紙が入ってないかなど中身のチェックがあります。
- 封筒・袋の一部を切り取る
- 包装の外部に無色透明の部分を設ける(中身の大部分を透視できるようにする)
このように中身がキチンと確認できるようにします。
郵便窓口に持ち込む場合は以下の方法もできます。
- 封をしないで、窓口担当者に中を確認してもらう
- 内容品の見本を郵便窓口で提示する
あとは、重さを量ってもらい運賃が確定します。
着払い
ゆうメールは受取人の同意が合った場合に着払いの扱いができます。
差し出しは郵便窓口のみです。窓口で着払いで送る旨を伝えてください。
補償や追跡番号
普通の定形外郵便物と比べて安価に送付できるというだけで、サービスの内容はほぼ同じです。
【補償なし・追跡機能なし・配達日数は同等】
上記でも挙げましたが、様々なオプションサービスがあるので、ご自身の都合に合わせて補完するようにしましょう。
より速く送り届けてほしい場合⇒速達
中に入れるモノの補償がほしい場合⇒書留類 書留には追跡番号があるので、荷物がどこあるのかトラッキングできます。
補償は要らないけど追跡機能が欲しい場合⇒特定記録
配達と受け渡し
月曜~金曜日(祝日を除く)が配達日で、土・日曜日の配達はありません。
あて先へは、郵便受けに投かんされて配達は完了です。
特に手渡しというわけではありませんが、郵便受けに入りきらないなどの事情があると直接受け渡されます。
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