現金書留を送る 入れられる金額は?お金以外も同封できる?

いまやスマホさえあれば簡単に送金できる便利な時代です。ATMやオンライン上での送金が一般的になっていますが、アナログな方法として現金をそのまま郵送する方法があります。

相手の住所さえ知っていれば口座番号を知らなくても問題なく、手紙やちょっとした物品も一緒に封入できるので、まだまだ利用価値は高いと思います。

現金は貴重品なので、現金書留の扱いが必須です。決して普通郵便としてポストに投函したり、レターパックを利用なんてしないように!
 

発送までの手順

専用封筒を用意する

郵便局の窓口で現金書留専用の封筒が販売されています。

・通常サイズ(19.5×12cm)定形サイズ

・もう一回り大きいサイズ(21.5×14.2cm)定形外サイズ

二種類どちらとも値段は21円で販売されています。現金書留を送るには原則的としてこの専用封筒を使用する必要があります。

基本的に普通サイズの現金封筒でものし袋が入る大きさなので香典を送るのに便利です。

あて名書きと封入

あて名書き

書式に沿ってお届け先・送り主の住所・氏名を書きます。

電話番号を書く欄がありますが、分からない等の理由があれば記載しなくても問題ありません※日本郵便の方ではより確実に届けるために電話番号の記載は勧奨されています

 

限度額(入れられる金額)・金券は送れる?

中に入れて郵送できる金額は決まっています。

上限50万円まで。仮にそれ以上入れたとしても50万円を超える補償は受けられません。

POINT現金を入れず金券や小為替だけを入れることはできません。一緒に入れて送ることは可能※。その場合には現金とみなして送られるので、損害要償額の金額と合算できます

※手紙や物品なども一緒に同封できます

 

封入

現金を入れたら、しっかりと封をしましょう。

封が終わったら、継ぎ目の部分2か所に印かんを押す場所があります。もし印かんがなければサインでもOK。

所定の現金封筒が使えない場合

原則として所定の現金書留封筒を利用する必要があります。

ただ大きさが合わないなどの理由で現金書留封筒が使えない場合は封じ目の部分すべてに印かん、またはサインをしてください。

 

窓口で手続き

発送の準備が終わったら郵便窓口で手続きします。ポストに投函なんてしないでください。

他のオプションサービス(速達本人限定受取配達時間帯指定等)を付けたり

局留めにもできるので都合に合わせて利用しましょう。

手続きが終わるとお問い合わせ番号入りの控えが渡されます。追跡確認や賠償の時に必要になるので、キチンと保管しておきましょう。

※引受けから配達に至るまでの送達過程が記録として残り、追跡の確認ができます。

 

料金

料金は重さや大きさはもちろんのこと、中に入れる金額によっても変わります。

損害要償額(中に入れるお金)が1万円までであれば+480円。

損害要償額1万円を超える5千円ごとに+11円加算されます。

損害要償額1万円以内の場合
()内は定形外規格外料金
第一種郵便物
定形
25g以内
564円
50g以内
574円
定形外
50g以内
600円(680円)
100g以内
620円(700円)
150g以内
690円(780円)
250g以内
730円(830円)
500g以内
870円(990円)
1kg以内
1060円(1190円)
2kg以内
(1520円)
4kg以内
(1830円)

例)定形サイズ 重さ25g 1万円札を2枚(計2万円)入れて郵送

【普通郵便料金】84円+【現金書留料金(435円+加算分20円)】455円=539円也

 

配達


配達は平日だけでなく土日・祝日も行われます。

対面配達で受け渡しの際にサインor印鑑をもらいます





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