損害要償額(補償金額)加算分の計算方法|現金書留・一般書留・EMSの補償加算料金を簡単計算
補償が付くサービスの中でも現金書留や一般書留、EMSのように一定の金額(最初に設定されている損害要償額分)を超えるごとに料金が加算されるものがあります。
たとえば現金書留だと損害要償額1万円までであれば料金480円ですが、損害要償額1万円を超える5千円ごとに+11円加算されます。
その加算分の料金がいくらになるのか簡単に計算できる方法があるので参考にしてみてください
補償加算料金って何?
すでに上記で説明しましたが補償加算料金は、郵便物が紛失・破損した時に補償する金額(損害要償額)を増やすための追加料金のことです。
現金書留、一般書留、EMSで基本補償額を超えると発生します。
窓口で差し出す時に、キチンと申告しないと最初に設定されている損害要償額で処理されます。
現金書留の加算料金
●基本料金:480円(補償1万円まで)
●加算料金:1万円超、5,000円ごとに11円
●限度額:50万円
ー手順ー
現金封筒に29,800円入れた場合の加算分
- 1万円を引く(29,800円-10,000円=19,800円)。
- 送る金額を5,000円単位に繰り上げ(例:19,800円→20,000円)。
- 5,000で割る(20,000÷5,000=4)。
- 4×11円=44円(加算分)。
基本料金+加算分:480円+44円=524円(郵便料金は別)
ポイント
1:現金封筒の中に入れる金額(※要繰り上げ)から損害要償額1万円分をひく
2:【1】で出た数字を繰り上げ
3:【2】5千で割る(5千円ごとに加算されるため)
4:【3】で出た数字に(加算される料金)11円をかける
以上です。簡単でしょ(*^▽^*)。【1】と【2】は逆でも構いません。
一般書留の加算料金
●基本料金:480円(補償10万円まで)
●加算料金:10万円超、5万円ごとに23円
●限度額:500万円
ー手順ー
補償が128,000円の場合の加算分
- 補償希望額を5万円単位に繰り上げ(例:128,000円→150,000円)。
- 10万円を引く(150,000円-100,000円=50,000円)。
- 50,000で割る(50,000÷50,000=1)。
- 1×23円=23円(加算分)。
基本料金+加算分:480円+23円=503円(郵便料金は別)
繰り上げる単位が現金書留の時と違うのでそこだけ注意してください
EMSの加算料金
●基本料金:2万円までの補償込み
●加算料金:2万円超、2万円ごとに50円
●限度額:200万円
これも繰り上げる単位が現金書留と一般書留の時と違います
無料計算ツール
加算料金分だけの計算ツールです。別途、郵便料金やオプション料金がかかります。
補償加算料金計算ツール
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