国際スピード郵便(EMS)は私書箱へ配達してもらえる?
国際スピード郵便(EMS)は他の国際郵便物と違って私書箱宛てに送るには注意が必要です。
私書箱に送れない国もあるので事前の確認が必要です。
私書箱に送れない国も
国際スピード郵便(EMS)でも私書箱に宛てて送ることができます。ただし国によって配達のできない国があります。
日本郵便HPの『国・地域別情報(国際郵便条件表)』を送達条件を確認してみると、EMS欄には[私書箱への配達]項目があります。
秘書箱へ送れるかどうかの記載があります。
条件が変更になることも
秘書箱へ送れる国のほうが多いですが、条件が変更されて送れなくなることがあります。
もちろんその逆もあり、アメリカやUAEなどは以前は送れませんでしたが、送れるようになった国もあります※変更になっている可能性もあります。
最新の情報にご注意ください。
私書箱宛てに送れない理由とは
私書箱に送れない国があるのは、EMSの配達を外部の業者に委託することがあるからです。
例えばドイツでは、DHLがEMSの配達をしてたりします(23年12月時点)。
EMS業務の運営
1 加盟国及び/又は指定された事業体は、EMSのネットワークを維持するためであって、やむを得ない場合には、当該国の
国内法令に従うことを条件として、他国において運営している民間企業の協力を得て、EMS業務を実施することができる。ー万国郵便連合の施行規則
外部の委託会社では、私書箱のある郵便局内部に入っての配達ができないようです。
通常であれば、EMSも郵便事業体が配達にあたるのが普通です。ただし、その国の郵便事業体の事情によって配達事情も変わってきます。
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