スーツケースを荷物として送る:箱に入れなくても大丈夫?海外に送れる?【ゆうパック・国際郵便】

旅行や帰省のとき、大きくて重いスーツケースを持ち運ぶのは大変ですよね。
そんなときに、スーツケースやバッグを荷物として送ると、身軽に行動できて便利です。

スーツケースをそのまま発送できるのか?海外発送は可能なのか?送るときの注意点やポイントを解説します。

 

スーツケースをそのまま送ることはできる?


スーツケースやボストンバッグは、そのままの状態でも発送可能です。

荷物の中身は段ボールや袋に入れて送るのが基本ですが、わざわざ段ボールに入れ直す必要はありません。

あまり推奨はされませんが・・・。その理由は下記で↓↓

スーツケースは「外装品」として扱われる

そのままの状態で送ると、スーツケースは外装品(荷送用の段ボール箱や袋と同じ)とみなされます。

スーツケースは、耐久性もあるので十分に入れ物としての役割は果たせると思います。

ただし、上記でも触れたようにスーツケース本体が外装品とみなされるため、輸送中に汚れや傷がついても補償対象外になります。

ラベルが貼りづらいというデメリットも


ラベルを貼るスペースが限られるのも懸念点のひとつ。

スーツケース・キャリーバックは直貼りできるものの、剥がれやすくラベル跡が残るのがネックです。ボストンバックもラベルの貼付自体が難しいのがネック。

パウチを使って持ち手に括り付ける方法もあります。これも直貼りするわけではないので、途中で紐が外れると行方不明になるリスクもあります。

 

海外へスーツケースを送る場合の注意点

EMSや国際小包などで海外へスーツケースを送る場合、ロックはしないでください。

海外宛てに送達される過程で、保安・税関検査のため開封される可能性があるからです。もちろん開封することは職権で認められていますし、ラベルにも記載されています。

ロックしていると、必要時に開披検査ができないので必ず解錠しておきましょう。

※発送先国のルール確認も忘れずに。またスーツケースが電動ロックだと、リチウム電池が使われている可能性もあり、引っ掛かる可能性もあります。

まとめ

スーツケースは段ボールに入れず、そのまま発送可能。しかしラベルの貼り付けや補償面での注意が必要です。

特に海外発送時はロックをしない・税関検査を意識した準備が求められます。




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