普通為替で現金を送る/受け取る

お金を送る方法はいろいろとあります。いまではオンライン上で簡単にお金を送金したり、受け取ることができます。

それより手間と時間がかかってしまいますが、ネットや口座を介すことなくお金を送る方法があります。そのひとつが普通為替です。

 

普通為替とは

普通為替とは、ゆうちょの送金サービスの一つです。

  1. 自分の送りたい金額を証書に引き換え
  2. 証書を郵送
  3. 受取人が換金

ゆうちょは①と③の証書への引き換えと換金の手続きをしてくれます。

 

定額小為替とは違い

  • 自分で送りたい金額を自由に設定(1円単位)
  • 高額でもOK

現金書留よりも送れる金額は大きく、また受け取って欲しい相手を証書で指定できるので安全です。

普通為替でお金を送る

貯金窓口

手続きはゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口で行います。もちろんコンビニでは買えません。

普通為替振出請求書という書類があり

それの太枠内(住所・氏名・送る金額等)の必要事項を記載します。

手数料

  • 5万円未満・・・550円
  • 5万円以上・・・770円

組み合わせによっては定額小為替より手数料が安くなることもあります。

手続きが済めば希望した送金額の入った普通為替証書が発行されます。

※10万円を超える場合は本人確認資料(免許証や保険証など)が必要です

証書

1枚につき金額1~500万円までの証書に換えることができます。

1円単位で設定できます。

 

証書には『指定受取人 おなまえ』欄があります。指定受取人、つまりお金を受け取ってほしい相手の名前を書きます。

もし受取人を指定しない場合は特に書かなくてもかまいません。ただしその場合、本来受け取ってほしい人以外の人物も換金できてしまうので注意。

有効期限

有効期間は発行から6カ月です。

ただこの有効期限を超えても、発行日から5年以内であれば再交付してもらえます。

※受取人であれば、そのまま換金してもらえるので、有効期限が過ぎたからといって捨てないように!

再交付の手数料は1枚につき、550円かかります。

 

郵便窓口

郵便で送る場合は、普通郵便でOK・・・ではありますが

金額が大きいのであれば補償と追跡機能がある書留類を付けたほうがいいでしょう。

配達の記録が残る書留(簡易書留一般書留)

補償が付かなくていいのであれば特定記録でもいいでしょう。

 

普通為替でお金を受け取る(換金する)

貯金窓口

貯金窓口で換金しますが、手数料は掛かりません。

証書の下面『上記の金額を受け取りました おところ おなまえ』を書く欄があるので記入の上、印鑑を押します。

受け取る金額が10万円を超える場合は本人確認資料(免許証・パスポート等)が必要となります。

それ以下でも一応持って行った方が無難です。

代理人が受取人になるには証書の裏面に委任欄があるので記入して受け取ることになります。

表面の『おなまえ』のところには代理人と本来受け取る人はずの人の名前を書いてください。
(例)○○○○代理人△△△△




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