郵便はがきのサイズと窓口で販売されている種類
なじみが薄くなってきているものの今でも重要な通信手段のひとつであることは変わりありません。ここでは、はがきを使うときに必要な送料、サイズの規定など役に立つ情報をまとめてみました。
はがきのサービス
ここで簡単にはがきというサービスを簡単にみていきましょう。
はがきは宛先と本文を一枚の厚めの紙に書いて、封筒に入れずにそのまま送付する形式の手紙である。-wikipediaより
封書で送るよりも、手軽に・簡単にそして安い料金で送れることを目的にできたサービスです。
お礼状や案内状など、比較的簡潔にまとまった内容のものは、封書よりもはがきの方が適しています。
郵便窓口で販売されているはがきの種類
日本郵便が発行している郵便はがきをご紹介します※通年で主に販売されている郵便はがきが対象。
販売価格は通常はがきは63円 往復はがきは126円
通常はがき
料額印面(切手の代わりとなる部分)が「ヤマユリ」のデザイン
通常葉書ヤマユリ(63円)(10枚セット)
通常葉書ヤマユリ(63円)(10枚セット)
通常はがき・インクジェット紙
料額印面(切手の代わりとなる部分)が「ヤマザクラ」のデザイン
インクジェットプリンタ用ではがきの通信面(宛名面の裏側)に特殊なコーティングが施されている
通常葉書インク(63円)(10枚セット)
通常葉書インク(63円)(10枚セット)
通常はがき・胡蝶蘭
料額印面(切手の代わりとなる部分)が「胡蝶蘭」のデザイン。インクジェット紙もある
寒中見舞い・年賀欠礼はがきに利用されることが多い
通常葉書胡蝶蘭(63円)(10枚セット)
通常葉書胡蝶蘭(63円)(10枚セット)
通常葉書胡蝶蘭インク(63円)(10枚セット)
通常葉書胡蝶蘭インク(63円)(10枚セット)
往復はがき
料額印面(切手の代わりとなる部分)が「空を飛ぶ鶴」のデザイン。
往信部と返信部が一続きになっている
往復葉書(126円)(10枚セット)
往復葉書(126円)(10枚セット)
喪中はがきと胡蝶蘭の通常はがき
郵便窓口で販売されている通常はがきのなかに、喪中専用・寒中見舞い専用として販売されているものはありません。
それらの代用として料額印面(切手の部分)が落ち着いたデザインになっている胡蝶蘭の通常はがきを使われている方が多いようです。
郵便番号枠は赤
郵便番号を入れる枠は規定で朱色or金赤色と決まっています。これは郵便番号で区分する機械が、枠の赤色を読み込まないからです。
枠が黒や青色だと上手く読み込めなかったり誤認識する可能性があります(たぶん色の波長で機械が判別しているのでしょう、赤色でないと上手く処理できないんだと思います)。
いくら慣習でとは言っても、特に喪中専用と用途を限って販売しているものではないため当然、胡蝶蘭の通常はがきも赤色の枠になっています。
気になる場合は
喪中用として使用したいが赤枠が気になるのであれば、喪中はがきとして市販されている私製はがきを購入するか、自身で作成するしかありません。
自分で作成される場合は、特に郵便番号枠を設ける必要はありません。わざわざ黒やグレー色で枠を作らなくても、というか逆に作らないほうがいいでしょう。
郵便番号の記入は7桁を1段とし、3桁と4桁のあいだに“-(ハイフン)”を入れるだけでOK。
アンダーラインを引いて強調したり、「〒」「〠」などのマークを入れてしまうと機械での読み取りがしにくくなるため必要ありません。通常切手であれば、弔事用専用の63円(花文様)が販売されているので、そちらを利用してください。
はがきの規格
郵便窓口で販売されている郵便はがきであれば、サイズなどの条件を気にせずにそのまま送れますが、自作だったり雑貨ショップなどで購入した私製はがきになると自分で切手(63円分)を貼って送ることになります。
はがきの規格を超えると定形・定形郵便物の料金が適用されます。
はがきの重さとサイズ
郵便窓口で販売されている郵便はがきのサイズは14.8cm×10cm
通常葉書
長辺 | 14cm~15.4cm |
短辺 | 9cm~10.7cm |
重さ | 2g~6g |
往復葉書
長辺 | 18cm~21.4cm |
短辺 | 14cm~15.4cm |
重さ | 4g~12g |
諸条件
郵便はがきは長方形の紙でなければなりません。郵便局の販売品に丸ポスト型はがきがありますが、あのような変形のものはサイズ内に収まっていてもはがきにはなりません。
また、あて先を書く面に「郵便はがき」の文字の記載ない場合も同じです。大抵は郵便番号欄の上部に表示されていますが、ない場合は「郵便はがき」「POSTCARD」など記載する必要があります。
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