往復はがきの正しい書き方と送り方|あて名・返信マナーも

往復はがきは、出欠確認やアンケート回答など、返信が必要な場面で使われる便利な郵便はがきです。

ここでは、送り手・受け取り手それぞれの正しい記入方法やマナーを解説します。

往復はがきの記入方法と差し出し


【送り手側】記入方法と出し方
■あて名の書き方
[往信用宛名面]相手の住所・氏名を記入。

[返信用宛名面]自分の住所と氏名を記入。「様」ではなく「行」「宛」とするのが一般的。
※「行」「宛」左寄せで小さく書きましょう。

返信側の本文スペースには、出欠確認やアンケート内容などを記載します。

■投函方法
中央の折り線でしっかり折り、往信用のあて名が外側になるようにしてポストに投函します。

 
【受取側】返信のマナーと書き方
■あて名の直し方
返信用あて名面の「行」「宛」は、二重線で消して「様」(会社や団体なら「御中」)に修正します。

結婚式・披露宴の招待状であれば、「行」の文字の上に、赤文字で「寿」を重ねて消してもOK。

■内容の書き方(例:結婚式)

POINT「御」や「芳」などの自分への敬称は二重線で消します。縦書きであれば1文字は斜線、2文字は縦線で消すようにします。

[出席する場合]⇒御欠席は二重線で消す
「おめでとうございます。喜んで出席させていただきます」など、メッセージを添えましょう。

[欠席する場合]⇒御出席は二重線で消す
「やむを得ない事情により欠席させていただきます」など、お詫びとお祝いの言葉を加えます。

■投函方法
往信部はがきを切り離して、返信用はがきをそのままポストに投函します。

急ぎの場合には速達にもできます(料金分の切手が必要)。

往復はがきとは?よくある質問

往復はがきは、1枚の紙に「往信面」と「返信面」がつながっている郵便はがきです。

『往信』は差出人から受取人へのはがき・『返信』は受取人から差出人への返答用はがき

郵便局で1枚170円で購入できます。
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Q.私製の往復はがきは使えますか?
→はい。ただし、往信・返信両方に85円切手が必要です。

Q.速達にしたい場合は?
→赤字で速達表示をして、速達料金を追加して貼ればOKです。



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