あて名の記載方法-国際郵便で送る

エアメールなど国際郵便で手紙を郵送する場合の(封筒の)表書きは日本国内に郵送する時とは違います。記載位置が異なると返送される可能性もあるので気を付けましょう。

 

基本的なあて名の書き方

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あて名はローマ字及びアラビア数字で記載します。台湾や中国など漢字圏地域あての郵便物であれば、漢字の記載でも大丈夫です。

 

記載位置

○差出人〔From〕の住所氏名:上部左すみ
⇒裏面でもOK。下側又は裏封筒フタの部分に記入してください。

○受取人〔To〕の住所氏名:中央よりやや右寄り

※受取人〔To〕を大きめ or 差出人〔From〕を小さめするなど、ぱっと見で区別しやすいと◎

 
左下側には”Air mail”などの取り扱いの指定、受取人への指示(外脇付け)の表示をする部分になるので開けておいてください。

切手の貼付や国際用の別後納印の表示は右上部で、裏面に切手を貼ることはできません。

 

住所

日本の住所の記載順とは逆です。

日本では大きい地名から小さい地名に向かって住所を書いていきます。海外に手紙を送る場合は小さい地名から大きい地名へと書いていきます。

部屋番号(建物名)から書き始めて州都道府県名、そして大文字で国名を書きます。国名にはアンダーラインを引かないでください。

※アメリカなどでは番地、街路名の後に、♯(シャープ)部屋番号でもOK

 

送達方法の表示

通常郵便物や小包郵便物を送達する際に【航空扱い】【SAL扱い】【船便扱い】の別に、送達方法を表示します。

表示の場所は上記でも説明しましたが、左すみのできるだけ上部(この部分に差出人の住所氏名が記載されている場合はその下側)に付します。

ちなみに送達方法の表示がないと、いくら航空扱いの料金を支払っていたとしても船便扱いになってしまうので注意です。

 

それぞれの表示

●航空扱いとするとき:「Air mail」、「Par avion」の記載(青色or黒色)

●SAL扱いとするとき:「SAL」の記載

●船便扱いとするとき:「Surface」の記載

なお航空便とSALには専用のシールもあります。郵便窓口で(在庫があれば)提供しているので必要であれば貰ってください。




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