花火は郵便・ゆうパックで送れる?
花火は郵便でもゆうパックでも送ることができません。
打ち上げ花火のような本格的なものだけでなく、おもちゃ屋さんで売っている一般的な手持ち花火・おもちゃ花火も同様です。
「線香花火なら」「火薬の量が少ないから」と思っていた方も、法律上は明確に禁止されています。
なぜ送れないのか?
郵便法による禁制品
郵便法では、以下のものを「郵便禁制品」として郵送を禁止しています。
爆発性、発火性その他の危険性のある物
花火はこの「爆発性・発火性のある物(火工品)」に該当します。おもちゃ花火も例外ではありません。
罰則: 違反した場合は50万円以下の罰金および没収の対象になります。知らずに送った場合でも、差出人の責任になります。
ゆうパック・ゆうパケット等の約款
ゆうパックやゆうパケットの約款では、火薬類やその他の危険品について引受拒絶できると明記されています。
また、輸送中に危険品と判明した場合は処分できるとも定められています。
つまり、窓口での引き受け自体を断られます。
国際郵便(EMSなど)も同様
万国郵便条約およびIATA(国際航空運送協会)の航空危険物規則でも、花火は禁制品に指定されています。EMS・国際郵便でも送ることはできません。
参考:航空法による輸送禁止
花火に含まれる火薬類は、航空法上の「危険物」に該当するため、航空輸送ができません。
輸送物の多くは航空輸送を利用しています。そのため、たとえ引き受けられたとしても、航空機への搭載ができないという問題が生じます。
内容品の記載
ゆうパックやEMSで荷物を送る際、内容品の記載が曖昧だと引き受けを断られる場合があります。
| 内容品の記載 | 結果 |
|---|---|
| おもちゃ | 花火の可能性があるとして断られる場合がある |
| 花火 | 引受拒絶 |
| 線香花火・手持ち花火 | 引受拒絶 |
花火が入っていない場合でも、曖昧な内容品の記載が原因で引き受けを断られたり、返送されたりすることがあります。内容品はできるだけ具体的に記載しましょう。
よくある質問
Q. 少量なら大丈夫?
A. 数量にかかわらず禁止です。1本でも法律上は同じ扱いになります。
Q. 代替で輸送手段はある?
A. 日本郵便が提供するサービスで花火が送れるサービスはありません。
Q. 線香花火など火薬が少ないものは?
A. 線香花火を含むすべてのおもちゃ花火が対象です。火薬の量による例外はありません。
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