国際郵便で貴重品ってどんなもの?

国際郵便で貴重品を送るとなるといろいろ制限が掛かります。

どのような物品が貴重品に当たるのか、どのサービスであれば海外に送ることができるのかみていきたいと思います

 

貴重品とは?

貴重品と聞くと、高価な品物はもちろんのこと身の回りにあるスマホやクレジットカード、時計などを思い浮かべるかもしれません。

これらに掛かる物品が該当しないわけではありませんが、国際郵便でいう貴重品は主に宝石や貴金属などがそれに当たります。

貴重品一覧

現金

硬貨、銀行券、紙幣

 

有価証券類

各種の持参人払有価証券、旅行小切手

 

宝石・貴金属

加工した又は加工していない白金、金又は銀、珠玉、宝石その他の貴重品

 

その他の貴重品とは

・金、銀、白銀、その他貴重品およびこれらを主たる材料とする合金並びにこれらを用いた製品(コーティングされたものも含む)

・ダイヤモンド、ルビー、サファイヤ、アレキサンドライト、クリソベリール、トパーズ、スピネル、エメラルド、アクアマリン、ベール、トールマリン、ジルコン、クリソライト、ガーネット、オパール、ひすい、水晶、めのう、ねこ眼石、とら眼石、くじゃく石、とるこ石、月長石、青金石、クンツアイト、アラッドストーン、ヘマタイト並びにこれらを用いた製品

・真珠およびこれらを用いた製品

金の地金やダイヤモンドそのものだけでなく、これらを用いた加工品も当てはまります。

 

どのサービスで送れるの?

貴重品を送達できるサービスは限られています。通常郵便物はもちろんですが国際スピード郵便(EMS)でも送ることができません。

送達できるサービス

・保険付通常郵便物

・書留郵便物※差出国及び名あて国の法令上認められる場合には、これらの物品を封筒に納め封かんの上、発送できる

・保険付小包

送ろうとする国・地域によって個別に禁制品等に指定されている場合があります。

たとえば、貴重品そのものが禁制品であったり、硬貨・紙幣が禁制品に指定されていることがあります。

その場合は、もちろん上記に挙げたサービスでも送ることはできません。必ず差出の前に条件の確認を行いましょう。




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