郵便書簡ってどんな商品?料金から送り方まで
はがきに比べてなじみは薄いと思いますが、使い様によっては便利でお得です。
どんな商品なのか
郵便書簡がどんな商品なのか簡単に説明したいと思います。
イメージとしては、普通の便せんを三つ折りにして封筒状にしたものでしょうか。
外側には郵送料金が印刷された部分(料額印面)があり、組み立てて封をすればそのまま切手を貼らずに差し出せます。
便せんも封筒も切手も改めて用意する必要がないのでお得で楽ちんです。
郵送料金は?どこで売ってるの?
- 販売価格は63円
もちろん全国どこでもこの料金で郵送できます。
料金設定としては郵便はがきと同じで、通常郵便物の郵送料(84円)よりも20円程度も安く送ることができます。
販売されている場所は今のところ郵便窓口のみです。切手やはがきはコンビニなどでも取り扱っていますが、郵便書簡まで置いているところは少ないでしょうね。需要の問題だと思いますが・・・
書き間違えても
あて名など書き間違えてしまっても手数料を支払えば、新しい郵便書簡に取り換えてもらえます。もう郵便書簡として使わないのであれば、切手やはがきにも交換できます。
大きさと重量
折りたたむ前 | 長さ:20.1cm 幅:27.7cm |
折り畳んだ後 | 長さ:16.5cm 幅:9.2cm |
当たり前ですが、きちんと折りたたみ封をしてから出してください。折りたたまれた状態での料金が63円です。
重さは郵便書簡本体と中に入れるものと合わせて25g以下になるようにしてください。
封筒としても利用できますが、あまり詰めすぎて25gよりも重くなると料金が跳ね上がってしまうので注意。
重さが25gを越えてしまうと定形外郵便の料金が適用されます。63円で送れたものが、いきなり120円からの料金になってしまいます。
こうなると、郵便書簡を使うのはおすすめできません。定形郵便物(50g以内)で送れる場合は94円なので、こちらの方が安く済みます。
送り方
内側が便せんになっていて、ここに自分の書きたい文章を書きます。書くスペースが郵便はがきの3倍もあるので、余裕をもって書くことができます。
折りたたむと封筒にもなり、この中に写真や紙片等の薄い物を同封できます。チケットとか送るのに便利そうです。
しっかりと封をすれば、後は通常郵便物と同じ要領であて先を記載し、差し出すだけです。郵便はがきと同じように料額印面(切手の代わりとなる部分)が印刷されているので切手を貼る必要がありません。
速達や書留など付けられる?
通常郵便物や郵便はがきと基本的な諸条件は同じです。例えば配達のスピードや追跡機能の有無はこれらと変わりません。
もちろん、補償と追跡機能が必要であれば「書留」をオプションとして付加できます。
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