「元旦の夜」はおかしい!?元日と元旦の違い

年賀状を年の明けた1月1日に届けてもらいたい場合には、12月25日までに差し出すのが一応の目安です。

準備は早いに越したことはありません。新たな一年のお祝いと挨拶を元旦におこなえるようにしたいものです。

 

『元日』=『元旦』?


1月1日のことを『元日』といいますが、「一年の計は元旦にあり」という言葉もあるように『元旦』ともいわれます。

実は同じと思える『元日』と『元旦』では少し指している範囲が異なります。

・『元日』は1月1日、その日のこと

・『元旦』は1月1日は1月1日でも、その日の朝のこと

つまり、『元旦』は「元日」の中でも朝の時間帯のことを指しています。

 

『元旦』の旦

『元旦』の”元”の字ははじめ、”旦”は夜明け、朝を意味しています。

“旦”の漢字をみると、太陽を表している”日”とその下にあるアンダーハイフンみたいな”─”で成り立っています。

この”─”は地上(地平線)を表していて、まさに”旦”は地上に太陽が昇った様子を表しているのです。

『元旦』の別の表現として「元朝」、「鶏旦」などがあります。

 
子供も大人も大晦日から年を越して深夜の遅い時間まで、つい夜更かししてしまう日でもあります。

その結果として、元旦を寝過ごして起きたときには昼になってた、なんてことにならないよう夜更かしはほどほどに。

年賀状を元日に届けてもらうには?

毎年、年賀状の引き受けは12月15日に開始されます。元日に届けてもらう目安としては25日までに出しましょう。

これを過ぎると日を追うごとに元日に届く可能性が低くなります。

あて先が近場であって、1月2日が休配ということを考えると、ある程度余裕があると思います。




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