【ゆうちょ】災害で通帳等を紛失してもお金の引出しは可能?
日本は災害大国です。地震は多く、毎年のように台風が上陸し、大雨で土砂被害・・・
もし、自然災害に見舞われ通帳やキャッシュカード等をなくしまったとしても、お金を引き出せることがあります。
災害救助法の適用地域
災害救助法の適用された地域であれば払い戻しに関する措置を講じてもらえます。
まず「災害救助法」についてウィキペディアでみてみましょう。
災害直後の応急的な生活の救済などを定めた日本の法律
一定の規模を超えた災害で、国が被災者・事業者に対して行う救助と支援のための法律です。
この法律が適用された地域の被災者に対する「金融上の措置」のひとつとして
通帳等を紛失しても払い戻しが可能となります。当面の生活費や再建費用に充てることができます。
ゆうちょに預け入れた貯金の引出し
[通帳、印鑑、キャッシュカード等を紛失]
先にも挙げたように、これらが無くでも本人確認ができる書類(免許証やマイナンバーカード)があれば払い戻しに応じてもらえます。
届け出の印鑑がない場合は拇印での対応になります。
払い戻せる上限額は(ひとりにつき)20万円までです。
もし本人確認書類がなくても
もし、本人確認ができる書類もない場合でも諦める必要はありません。
暫定的な措置として、払い戻しに応じてもらえる場合もあります。ゆうちょ・貯金窓口で相談してみましょう。
災害への備え
「備えあれば患いなし」災害への備えとして、防災グッズを用意されている方もいらっしゃると思います。
そのなかに通帳やキャッシュカードのコピーや、口座番号(記号番号)を控えたメモを入れておくのも有効です。
また、スマホやクラウドなどに口座番号(記号番号)が分かるような情報を保存してもくのもいいでしょう。
これらの情報が分かるだけでも、窓口での対応がスムーズになります。
スマホでも出金可能
災害対策で、と言うわけではありませんが
スマホのアプリを利用すればキャッシュカード等がなくてもATMで出金できます。
事前に導入してもくのも有効な手段のひとつになるかもしれません。
合わせて読む
・ゆうちょの暗証番号は何回間違えるとロックが掛かる?解除法は?