“Taxe perçue”ってどんな意味?海外から来た郵便物の表示
海外から来た郵便物に“Taxe perçue”表示があるのを目にした方もいらっしゃるかもしれません。
これはなにを表しているのでしょうか?
料金の支払いに関する表示
“Taxe perçue”はフランス語で「料金徴収済み」の意味があります。
要は「この郵便物はすでに料金納付されていますよ」、という表示です。
切手を貼っていれば、それで料金が支払われていることが判別できます。
しかし、切手や証紙など貼っていないと郵便料金が支払われているか判別できないため、この文言の入った表示をしているわけです。
日本では別納後納
日本でも国際郵便物を差し出す時に、この“Taxe perçue”の表示をすることもあります。
それは料金別納or料金後納とする国際郵便物のときです。
料金別納or料金後納の表示は、もちろん日本語のままでは送ることができません。
決められた規格⇒円形のほか、四角形のものの中に“TAXE PERÇUE JAPON”等の文言を入れて表示をします。
国によって違う表示
“Taxe perçue”を使用している国もありますが、他の表示を使用している国もあります。また国によってもいろいろな表示をしていることもあります。
日本も“Taxe perçue”だけでなく、英語の“POSTAGE PAID”を使用することもできます。
“Taxe perçue”はフランス語ですが、同じフランス語である“Port payé”を使用している国もあります。フランスは“Port payé”のほうが一般的かも?国によっては略した“TP”や“PP”もあります。
スペインやアルゼンチンやウルグアイなど主な南米スペイン語圏(旧植民地)の国々は“Franqueo pagado”を使用している例もあります。チリは同じスペイン語の“Porte pagado”を使用しているようです。
・オランダ→Port payé・Port betaald
・ブラジル→Porte pago
合わせて読む