ゆうパックに「冷蔵・冷凍」以外の温度管理はない?「なまもの」指定の注意点と保冷梱包のコツ

ゆうパックで生鮮食品や温度に敏感な品物を送りたいとき、「チルドゆうパック(冷蔵)」や「冷凍ゆうパック(法人向け)」以外の温度管理サービスがあるのか気になる方は多いでしょう。

この記事では、ゆうパックの温度管理サービスを整理し、代替案や実践的なコツを解説します。

 

ゆうパックの温度管理サービス:冷蔵・冷凍のみ

日本郵便のゆうパックには、温度管理を目的としたサービスとして「チルドゆうパック(冷蔵)」と「冷凍ゆうパック(法人向け)」の2つのみが存在します。

残念ながら、常温や低温(冷蔵・冷凍以外)の専用温度管理サービスは提供されていません。

チルドゆうパックと冷凍ゆうパックの違いを徹底比較

温度帯・利用条件・対象者を1目でわかる表にまとめました。

比較項目 チルドゆうパック 冷凍ゆうパック
温度帯 0~5℃
(冷蔵)
−18℃以下
(冷凍)
対象商品 生鮮食品
(野菜・鮮魚など)
冷凍食品
(アイス・冷凍肉など)
利用対象 個人・法人OK 法人契約のみ
主な利用シーン 産直野菜・鮮魚
個人発送
デパートお中元
企業ギフト
利用できる場所 対応郵便局のみ
(コンビニ×)
契約郵便局
(個人利用不可)

・チルドゆうパックは0~5℃で生鮮食品(野菜、鮮魚)を配送。個人・法人問わず利用可能だが、対応郵便局(例:集配局など)限定でコンビニ不可。

・冷凍ゆうパックは-18℃以下で冷凍食品を配送。法人契約が必要で、デパートのお中元などで使われる。

ポイント:個人で冷凍便が必要な場合は、ヤマト運輸や佐川急便のサービスが代替案となります。

※チルドゆうパックの保管温度帯は2026年2月から0〜5℃から0〜10℃に変更

「なまもの」指定の注意点

通常のゆうパックでも無料オプションで「なまもの」の指定ができます。申し出れば「なまもの」シール(取扱注意)を貼ってもらえますが、特別な温度管理は行われません。

●期待できること:直射日光を避けたり、涼しい場所で保管するなどの配慮がされる可能性。

●注意点:温度管理は保証されないため、夏場の生鮮食品やチョコレートなどはリスクが高い。

「冷蔵・冷凍」以外のニーズへの対処法

ゆうパックに冷蔵・冷凍以外の温度管理サービスはないものの、常温で温度を保ちたい場合は、以下のような工夫で対応可能です。

梱包のコツ(通常ゆうパック)

保冷剤や発泡スチロールを組み合わせる。荷物を予冷(6時間以上)し、保冷剤をダンボールに入れて送付。

※予冷が不十分だと品質劣化の可能性があるため、6~12時間の冷蔵庫保管が推奨。夏(6~8月)は保冷剤を多めに。

 
■工夫ポイント
・発泡スチロール(厚さ2cm以上)や保冷バッグは熱を遮断しやすく、緩衝材(プチプチや新聞紙)を多めに使うと、外部の熱や振動を軽減

・厚手の保冷バッグや段ボールにアルミシートを貼る方法も効果的。外部の熱を反射

・荷物を隙間なく梱包し、テープで密閉すると温度保持力が向上

他の選択肢:ヤマトや佐川のクール便

冷蔵・冷凍以外の温度管理が必要な場合、ゆうパック以外の選択肢も検討価値があります。

●ヤマト運輸の「クール宅急便」は冷蔵(0~10℃)と冷凍(-15℃)に対応し、120cm・15kgまで。

●佐川急便の「飛脚クール便」は冷蔵(2~10℃)、冷凍(-18℃以下)で、140cm・30kgまでとサイズが大きめ。

実は、郵便局のお歳暮・お中元カタログで一部の商品は佐川急便の「クール便」で配送されます。

まとめ

ゆうパックのチルドゆうパックはコンビニ不可、一部の郵便局窓口で対応しています。

常温配送では、内容品を詳しくラベルに記載(例: 「チョコレート 保冷剤入り」)し、繁忙期(7月お中元、12月お歳暮)は早めの差し出しを。

よくある質問(FAQ)

Q. ゆうパックで常温配送でも生鮮食品を安全に送る方法は?
A. 安全に送るには予冷、保冷剤、保冷バッグやアルミシートで熱を遮断するなどの工夫が有効。

Q. 「なまもの」指定をすると温度管理してくれる?
A. いいえ。特別な配慮はありません。便宜で直射日光を避けるなどあるかも。

Q. コンビニからチルドゆうパック送れる?
A. 送れません。大きな郵便局(集配局など)が対象です。




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