郵便物の消印はいつ押される?処理の流れと消印の仕組み
手紙を送るとき「消印はいつ押されるんだろう?」と思ったことはありませんか?
郵便物の配達までの流れと、消印が押されるタイミングや種類について、わかりやすく解説します。
郵便物が配達されるまでの流れ
郵便物は、ポストや窓口に差し出されてから、いくつかの局を経由して届けられます。
大まかな流れは次の通りです。
【1】集配局で収集・選別・消印
最寄りの集配局によって郵便物が回収され、あて先に応じた区分作業が行われます。
この段階で日付入りの消印が押されます。
【2】地域区分局地域ごとに仕分け
地域区分局と呼ばれる中継地点で、地域ごとに郵便物が仕分けされます。
[地域区分局(差出地)]地域別に区分
[地域区分局(あて先地)]配達局ごとに区分
【3】配達局に運送
最寄りの配達局に運ばれ、あて先ごとに区分けされます。
【4】あて先へ配達
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窓口で引受を行う窓口局、取集・配達を担う集配局、中継拠点である地域区分局があります。
消印が押されるタイミングと場所
●通常郵便物(手紙・はがき)の場合
原則として、集配局でまとめて日付印で押されます。窓口で押印されることもありますが、頻度は少なめです。
●書留・速達などのオプション付き郵便物
窓口で差し出す時に日付印が押されるのが基本です。
消印が押されなかった場合の対応
押印漏れを発見した場合、次のように対応されます。
■集配局以降に発見された場合
⇒日付のない抹消印が押される
■道順組立、配達時に発見された場合
←切手と郵便物にまたがるように、手書きで「〒」マークが記される
土日・祝日に出した郵便の消印はいつになる?
土日・祝日でも郵便物の取集・処理は行われています。
ポスト投函であれば、最終取集時間までに出せば、その日の日付で消印されます※最終時刻後だと翌日扱いになるので要注意
確実に当日消印が欲しい場合は「ゆうゆう窓口」など休日営業の郵便窓口を利用しましょう。