暑中見舞い・残暑見舞いを送る時期は?残暑っていつから?

暑中見舞いと残暑見舞いは、夏の暑い時期に相手の健康や安否を気遣う日本の伝統的な挨拶状です。

・暑中見舞い:夏のピークの暑さに送る
・残暑見舞い:夏の終わり、暦では秋だがまだ暑い時期に送る

暑中見舞いを送る時期

時期:小暑(7月7日頃)から立秋の前日(8月6日頃)までに届くよう送ります。

■おすすめタイミング
梅雨明け(例:7月中旬~下旬)や夏の土用が最適です。梅雨明け前は「暑中」感が薄いため、土用の暑い時期が好まれます。

夏の土用は立秋前の約18日間(7月20日頃~8月6日頃)。各季節の変わり目の「土用」の中で最も暑い時期です。

7月初旬(小暑)はまだ梅雨の地域も多いので、相手の地域の気候を考慮しましょう。

■暦のポイント
小暑:7月7日頃(夏至の約16日後)
立秋:8月7日頃(大暑の約15日後)
旧暦では年4回「立春・立夏・立秋・立冬」の前の十八日間を土用と言いましたが、現在は夏の土用だけが残りました。

残暑見舞いを送る時期|残暑はいつから?

時期:立秋(8月7日頃)から8月末までに届くよう送る。遅くても白露(9月8日頃)前が目安です。

■残暑の意味
暦上は秋(立秋から残暑)ですが、気温が30℃以上続く暑い時期です。

9月に入ると秋が深まるため、残暑見舞いは避けましょう。

■暦のポイント
白露:9月8日頃(処暑の約16日後)
秋が深まり、朝露が目立つ時期。残暑見舞いはどんなに遅くても白露までに送るのがマナー。



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