ふみの日切手「飛べ手紙」 アンパンマンの生みの親がデザインした切手
◆ふみの日「飛べ手紙」
基本データ
・グラビア五色刷り(発光検知)
・原画制作者 やなせたかし
・たて:27.0mm よこ:22.5mm
1993(平成5)年7月23日ふみの日に発行された62円切手です。
シートの構成は50枚(たて:5枚 よこ:10枚) 8千万枚
このほか小型シートやゆうペーン、41円のふみの日の切手と組み合わせたゆうペーンが発行されています。
飛んでいく手紙
手紙が翼を付けて目的地(宛先)まで飛んでいく様子を、子供と大人が眺めている光景が描かれています。
ゆうペーンの表紙
この切手の原画を描いたのはアンパンマンの生みの親でも知られる やなせたかし先生です。
鳥のように
原画を作成するにあたり、やなせ先生は手紙について次のようなコメントを出されています
『手紙は羽ばたく鳥のように飛んでいくのではないかと思うときがある。
離れ小島でも遠い外国でも、ごくさりげなく手紙がとどく。
苦労の影は少しもみせずにうれしそうに手紙は飛んでいく』(通信文化新報 H5.7.1)
そのコメントにもあるように手紙が鳥みたいに、しかも飛行機雲のごとく虹を描きながら羽ばたき飛んでいっています。
虹が人と人との懸け橋になっているようです。
ほのぼのして、手紙が人の想いを乗せて元気よく羽ばたいている様子がとても印象に残った作品です。
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