昨年12月の小包事業好調/欧米各国の郵便局

最終更新日

世界各国の郵便事情は厳しいものがあり取扱通数の減少が続いていますが、小包などの物流ビジネスは好調のようです。

特に欧米の郵便局では12月は書き入れ時で、昨年も小包の取扱量を大きく伸ばしています。

その要因としては、クリスマスシーズンだったこととオンラインショッピングの伸展が挙げられます。
クリスマス(その後にあるボクシングデー)プレゼントをオンラインショップで購入する人が増えているということでしょうね。

アメリカでは、クリスマスカードを送る人は少なくなる一方で、小包の量は劇的に増えているようです。

他の国々も見ていくと

●イギリス
Royal Mailでは12月だけで1億6400万個の小包を取り扱いがあり、これは前年同月比と比べて10%の増加。
クリスマスシーズンには23,000人の季節アルバイトを採用し、仮の小包処理センターを開設して対応。

●アイルランド
An Postでは小包の総取扱量は昨年のクリスマス期間に比べて50%増加。
シーズンの最盛期には全国で毎日10万個以上の荷物を配達。

●スイス
Swiss Postはクリスマス前の週に毎日、140万個の小包を配達し、この数字は昨年の130万個/日から増加。

●オーストラリア
Australia Postでは、昨年12月の配達実績が4,000万個を超え、月間の配達量としては過去最大になりました(前年同月比11.7%増)。
その中で12月17日は全豪で過去最高300万個の荷物を配達。

 

国によっては小包の取扱量が過去最高を記録したりと、その数字を伸ばしています。

今回は12月、特にクリスマスの時期が焦点でしたが、オンラインショッピングの伸展は時期関係なく今後も伸びて続いていくものだと思います。
そのニーズを各国の郵便局はどう取り込んで利益にしていくのかが重要になってきます。

たとえばPakistan Post(パキスタンポスト)では先日、デジタル消費者や顧客の高まる期待に応えるために、Eコマース事業を開始すると発表しました。

パキスタンでももちろんEコマースビジネスは伸びています。

パキスタンポストは財務的に厳しく赤字であるため、早く財務を改善し公共サービスの維持と商業的に存続可能で収益性のある機関を目指し、Eコマース事業のシェアの獲得に向け積極的に動いているようです。


シェアする