大田区にある川端龍子記念館

初めて郵便局で暑中見舞い用のはがきが発行されたのが1950年のことです。
http://otayoripost.net/hajimete/syotyumimai.html

最近はアニメキャラクターがデザインのものもありますが、オーソドックスにスイカや朝顔など暑い夏の時期にあったデザインを中心として毎年発行されています。最初の暑中見舞いはがきも金魚鉢やとんぼなどが採用され、そのデザインは5人の著名画家によって描かれました。

けっこう大物ぞろいですが、そのなかのひとりは日本画の巨匠として知られる川端龍子でした。

大田区の大森には記念館が建てられています。

龍子記念館は自身の私財で建てた建物で高床式になっています。

建てられた当時は田んぼが多く湿気が多い場所だったそうで、
やはり絵にとって湿気は大敵なので東南アジアに見られるような高床式の建物にしたようです

タイミングよく見学会があり、当時のまま残っている龍子のアトリエをみることができました。

敷地内ではちょうど梅も咲いていたりフキノトウも顔を出していたり、のんびりとして清々しい気分を味わうことができました。

 

龍子記念館では龍子の作品はもちろん、使われていた絵の具や道具も展示されています。

作品のひとつひとつが大きいことにまず驚きました。

私が一番、魅入ってしまった作品は「源義経(ジンギスカン)」でした。

真中に義経とそのまわりにラクダ4頭に馬1頭
義経は手を合わせていますがジッと何か前方を見つめ、ラクダも馬もそれに倣うかのように前方を見つめています

見つめている先は目の前にいる敵でしょうか、それとも自分を追いやった兄のいる鎌倉でしょうか
何の雑念もなくジッと何かを見据えている義経に惹きつけられました

展示作品は年に2回入れ替えをされるそうなので、展示されている間にぜひじっくりと鑑賞してみてください




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