玄関先への置き配と実証実験の公表

日本郵便は5日、玄関先に荷物を届けて配達を終える「置き配」のモニター実験の結果を発表した。約1カ月間で約6割の再配達削減につながった。課題だった盗難はなく、横山邦男社長は3月に開始する「指定場所配達サービス」で受取先に玄関先を加える方針を示した。

日本郵便、置き配で再配達6割削減 実験結果公表 日経電子版 2019/2/5 18:33-

「指定場所配達サービス」とは受取人が不在の時に、宅配ボックスや物置などあらかじめ指定した場所にゆうパックを届けるサービス(いわゆる置き配)で日本郵便では本年の3月中旬から始まる予定となっています。

要は再配達を減らすのが目的で、その実証実験が昨年の12月に行われました。

再配達を減らす試みとしては、コンビニ受取や駅などに設置されている宅配物受取ロッカー(はこぽすなど)がありますが
あまり利用率が低調のようで、やはりニーズとしては自宅で受け取りたいと思っている人が多いようです。

実証実験としては下記の記事の通り

日本郵便と物流系ITベンチャーのYper(イーパー)は共同で、荷物の受取人が不在のときなどに、荷物を自宅の玄関先などに届けるサービス(置き配)の実証実験を行う。

イーパーが開発した置き配バッグ「OKIPPA」を東京・杉並区内の約1000世帯に配布し、再配達削減効果を検証する。

EC商品の「置き配」普及をめざして日本郵便と「OKIPPA」が実証実験 ネットショップ担当者フォーラム 2018年11月9日-

結果としては先の記事にもあったように再配達を約6割も削減に成功し、このことを踏まえ
「指定場所配達サービス」での受取先に玄関先も加える方向で進んでいるようです。



実証実験にも使われた簡易型宅配ボックス「OKIPPA」の情報としては↓↓

普段は折り畳んで玄関に吊るしておくことができ、広げると120サイズ(32cm x 46cm x 29cm)の箱が入るようになっています。
専用アプリで荷物を管理できたり、不安視される盗難被害を防ぐための機能もいろいろと備わっているようです。

昨年9月から累計で6000個以上も販売されていて、今後も他の宅配業者とも連携を深め販売個数を増大していく計画のようです。

 

人手不足、そしてネット発の荷物の増大・・・どこの物流会社もアップアップな状態で、不効率の象徴でもある再配達の削減は大きな課題となっています。
配達する方もそうだと思いますが、受け取る側も面倒なんですよね。。。

置き配はどうしても盗難の心配もあることから、なかなか利用者としても宅配業者も踏ん切りがつかなかった部分はあると思います。
3月から「指定場所配達サービス」がスタートしますが、今後どこまで置き配が進化し浸透していくのか注視していきたいと思っています。



外部リンク

OKIPPA公式サイト

日本郵便の「置き配」スタート報道に慎重な声 「置き配保険」も誕生-ldnews

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