郵便事業は多くの地域で赤字という現実

郵便サービスは多くの地域で赤字になっています。

郵便サービス、全国8割が赤字 収支は都市部が下支え
2015年6月1日朝日新聞 http://www.asahi.com/articles/ASH5Y64KWH5YULFA03F.html

総務省の資料をみてみると県別の収支状況が載っています。
赤字のところで特に目立っているのは東北地方や北陸、四国、九州南部と人口の少ないところがやはり赤字になっているみたいです。

人口減少やネット通信網のさらなる進展が目に見えているので今後も厳しい状況になることは変わりないでしょう。

今年の秋ごろに日本郵政グループは株式上場する予定です。記事にも書かれていましたが、やはり赤字については株主に厳しく見られる可能性があります。

上場すると更なる合理化を求められるでしょうし、過疎地の郵便局が閉局したり、集配局が統合する動きが加速してもおかしくはありません。

いくらユニバーサルサービスが義務付けされているからと言って赤字垂れ流しで言い訳がありません。

民間企業で当たり前にやっている合理化を進めるのは当然と言えば当然で、赤字の部分は国民が文句を言っていたところでもあります。

民営化を決めたのも国民なのに不平不満を言っている人がいますが、今更国民の皆様(笑)が文句を言っても始まらないと思います



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